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英語圏の留学先を選ぶにあたって比較したいポイントと必要な準備

英語圏に留学したいと考えている人の中には、どの国を選べばよいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。目的別に留学先を選ぶことができれば、より充実した留学になりそうですよね。今回は、英語圏の留学先に関するさまざまな情報をお伝えします。

何のために留学する?留学スタイルを比較してみよう

まず、留学の目的を明確にしましょう。例えば語学留学で、費用がかかっても英語の発音や会話を磨くことが目的なのであれば、アメリカやイギリスがよいですし、費用を抑えたいのであれば、シンガポールやフィリピンなどが挙げられます。ワーキングホリデーであれば、どのような仕事をするかで留学先が変わってきます。農業ならばオーストラリアやニュージーランド、インターンシップであればアメリカやカナダなどが挙げられるでしょう。

期間でいうと、やはり長期のほうが有利ですが、海外で異文化を体験し、英語だけで生活してみることが目的なのであれば、短期留学もよいでしょう。

費用面でいえば、長期になればなるほど費用はかさみますが、学費に関していえば長期の方が少し抑えられることがあります。また短期留学であれば留学ビザや就労ビザは不要な場合も多いですが、長期の場合、ビザ申請の費用がかかることも念頭においておきましょう。

どこに留学する?人気の留学先を徹底比較!

続いて、留学を決める最も大事な「留学先」についてです。下記に代表的な留学先を挙げていますので、ぜひ参考にしてみてください。

アメリカ

▽土地柄・治安・風習
アメリカは治安がよい州と悪い州がありますので、留学先を選ぶ前に注意が必要です。日本人に人気のサンフランシスコやロサンゼルス、ニューヨーク、ボストン、シカゴなどの中心地は治安でみても安全ですが、デトロイトやアトランタなどは危険地域のため、避けたほうがよいでしょう。

▽体験できるイベント
独立記念日(7月4日)、サンクスギビングデー(11月中旬)、カウントダウン(12月31日)など

▽物価
スーパーマーケットや交通費などでみると、日本と大きな違いはありません。ただしレストランやホテルでチップを支払うことを考えると、少し高くなるかもしれません。

▽メリットとデメリット
大学が多く教育レベルが高いため、専門分野が多彩で語学以外も習得可能です。また飛び級制度があるため短い期間での卒業も可能です。ただし学費が高額です。場所によっては治安に問題があるところがあります。

イギリス

▽土地柄・治安・風習
イギリスはアメリカに比べると、比較的治安のよいところが多く、ロンドンやマンチェスターなどは交通網も発達しているので、安心して出かけることができます。

▽体験できるイベント
ニューイヤーズ・イブ・アンド・デー(12月31日〜1月1日)、イースターホリデー(4月中旬)、エリザベス女王の誕生日パレード(6月中旬)など

▽物価
イギリスは物価が高い国として有名です。特にロンドンで生活するのは、東京以上に生活費がかかるといっても過言ではありません。

▽メリットとデメリット
メリットとしては、クイーンズイングリッシュを学ぶことができることと、ヨーロッパの学生が比較的多いこと、教育水準が高く日本人が少ない点が挙げられます。一方で、イギリス英語に慣れるまでが大変であることと、EU離脱問題で生活が困難になる可能性があるなどのデメリットが考えられます。

オーストラリア

▽土地柄・治安・風習
日本に比べると、オーストラリアは治安がよいとはいえません。しかし夜中に一人歩きしない、置き引きに気をつけるなど、最低限の防犯意識を持っていれば、危険を避けることができます。人柄は陽気で明るい人が多いです。

▽体験できるイベント
オーストラリアデー(1月26日)、全豪オープン(1月)、ビビッド・シドニー(6月中旬)、クリスマスキャロル(〜12月25日)、ニューイヤーズイブイベント(12月31日)など

▽物価
意外ですがオーストラリアの物価は全体的に高いため、日本と同水準程度と考えておきましょう。

▽メリットとデメリット
イギリス英語が基本のため、イギリスまで行けない人におすすめですが、オージーイングリッシュと呼ばれるオーストラリア英語に慣れるまでが大変です。

カナダ

土地柄・治安・風習:
トロント・モントリオール・バンクーバーなどの人気都市は治安がよく、 意外にカナダは多国籍社会なので、さまざまな人種が住みやすい環境であるといえます。そういった背景もあり、カナダの国民性は一般的にフレンドリーで礼儀正しく、穏やかな人が多いといわれています。

▽体験できるイベント
イースター(3月〜4月)、カナダデー(建国記念日)(7月1日)、ハロウィン(10月31日)など

▽物価
日本と比べてあまり安くはありません。野菜やフルーツなどは日本よりも安く、魚や肉は、日本と同程度かやや高めです。住居費も日本と同水準です。

▽メリットとデメリット
カナダ英語は比較的聞き取りやすく、学ぶ環境が整っている反面、気候が日本とは違うため体調を崩しやすいです。

シンガポール

▽土地柄・治安・風習
シンガポールは治安に問題のない国です。国民性は近年急激に発展したお国柄ということもあり、競争心が強く、他人に負けたくない、という意識が強い人が多いことが特徴です。

体験できるイベント:独立記念日(8月9日)など

▽物価
日本と比べてあまり安くありません。外食ではむしろ高く感じることも多いです。ただし現地のローカルフードや交通費などは、日本に比べるとかなり割安のため、物価に対しては一長一短です。

▽メリットとデメリット
アジア圏のなかでは最高レベルの英語を学ぶことができる反面、シングリッシュと呼ばれるシンガポール独特の英語の発音があったり、日本人や中華系民族が多いことがデメリットです。

マルタ

▽土地柄・治安・風習
多くの国に侵略された歴史を持つマルタは、いろいろな国の文化や言葉が色濃く残っています。例えば言語一つとってみても、マルタ語と英語の他に、イタリア語を話せる国民も多くいます。治安も比較的安定しており、穏やかな人が多いです。

▽体験できるイベント
マルタカーニバル(2月中旬)など

▽物価
日本に比べると、やや安い印象です。しかしヨーロッパという地域柄でみると、生活費はかなり低く抑えることができ、また店が少ないため無駄遣いを防ぐことができます。

▽メリットとデメリット
日本人の少ないリゾート地で英語を学ぶことができる反面、カタカナ英語のような、「マルタ語英語」が存在し、イントネーションに独特の抑揚があったり、ホリデー留学している人が多いため、遊びやイベントの誘惑が多く学習環境がよくないことがあります。

留学前に必要な準備とは?

留学をすると決めたら、まず留学前に準備することがいくつかあります。代表的なものとして、「ビザの申請」「スーツケース選び」「ホームステイ先の手土産」などがありますので、簡単にご紹介します。

ビザの申請方法

ビザは渡航する国によって規定が異なりますが、一般的には3カ月〜6カ月以上の長期留学の場合、「学生ビザ」を申請することになります。費用はこちらも国によって変わりますが、1万〜7万円程度です。3カ月未満の場合、ビザを不要としている国もありますが、イギリスのように「短期学生ビザ」を空港で直接申請したり、アメリカやオーストラリアのように、短期の場合でも事前に「学生ビザ」や「短期観光ビザ」の申請が必要な国もあります。 自分で手続きする場合には、語学学校の入学許可証を取得したうえで日本国内のビザセンターで発行依頼を行いますが、留学斡旋業者を利用すると、代行してくれる場合があります。ビザの申告もれは不法滞在になる可能性がありますので、留学先を決めたら、なによりも先に情報収集を行いましょう。

スーツケース選びのポイント

スーツケースは、近年頻繁に発生しているテロ対策もあり、特にアメリカへの留学はTSAロック付きのものでないと鍵付きのスーツケースとして空港で預けることができません。また長い留学期間となる場合、耐久性重視でハードケースのほうが安心です。キャスターは4輪のものを選びましょう。

ホームステイ先に喜ばれるお土産

もし留学中にホームステイすることが決まっているのであれば、ホームステイ先に手土産を持っていきましょう。ホストファミリーからすると初めて出会う日本人かもしれません。日本人を代表する気持ちで、日本の文化を感じてもらえるものを持参しましょう。例えば、日本茶や和菓子、日本の伝統食器などがおすすめです。

留学は事前の情報集めが大切

留学すると決めたら、一番大事なことが情報をたくさん集めることです。事前準備には時間がかかりますが、しっかりと下調べを行い、留学先で充実した留学生活を送ってくださいね。

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